替身術の修法

年月日

替身たいしん術の霊異

 この替身術は身代わりの法術であって、普通に修法とは必ずその自身に対して、その人が目の前にいる事が条件なのだが、この法術ではその人が目の前にいなくても出来るのであり、木彫りの男女の人形に対してその人の代わりとして行なう物である。

修法に用いる木彫りの像

修法に用いる木彫りの像

一、
 退病・駆邪怪疾に用い、その人の毛髪少しを切り取り、姓名・八字を書いた黄紙に包み、男女の人形の足底に開けた穴の中に入れ、替身符を書いて胸に貼り付け、術を受ける人は長く口より息を吐いて替身に吹きかけ、退病呪を念じて退病符を焼くのであり、このように連続修法する事七日間、入れた黄紙を取り出して百解紙で包んで、これを川又は梅の中に投げ入れる。本人が来られない場合にはその人の服・下着を人形の下にしいて行なう物である。

二、
 精神的に不安定なる人に対する修法であり、同じような作法をして定神呪を念じて定神符を焼くのであり、行なう事三日間にして、これを百解紙に包んで川又は海に投げ入れる。

三、
 正財・横財・偏財及び運気が良くなくて、又諸々の事が順調にうまくいかない、常に邪魔・詛害を受けている時にこれを行なってそれらを破り解くのである。同じように作法をして破解呪を念じて破解符を焼くのであり、行なう事三日間、重い場合には六日間行なうのであり、取り出して百解紙に包んでこれを川又は海に投げ入れ、破解符を持つのである。

会員の体験談

一、
 お弟子さんの人で今年は厄年なので六日間の替身術をしてくれとの申し込みがあり、衣類等を送ってきた。その時には大祓いや節分祭の行事が重なり場所をくうので、これらが終わってから行なう事とした。そしてこれらが終わって時間があいたので日を選んで替身の第三の修法をしようと思い、中を開いて見た所が衣服はあるが、しかし髪の毛がなかったので、すぐに彼に電話をして髪の毛を送るようにと言った。
 すぐに彼より電話があり、その朝の夢に人が現われて髪が長くなったので三本切れと言われ、ハサミを渡されたとの事であった。使ったハサミも夢で見たのと同じであり、そのハサミで夢で見たその切った所を切ると多く切れたとの事であった。ちなみに私は彼にいつこの替身術を行なうとかとは一切話していなかった。

ニ、
 新しく入門した人がいて、最初は武術気功より入った。彼は熱心にやったおかげて体力も相当つき気の力も強くなった。そして紫微斗数で見ると運気が良くなかったので替身術をやるように勧め、その修法を行った。また、この方位を向いている家はあなたにとってはダメで、そういう所に住むと良くないと言った所、実は彼には離婚した相手がいて、ちょうど一緒に住んでいた家がその方位に向いていたとの事であった。女の方が浮気をして、それが原因で別れたそうだ。
 それから数ヶ月して彼から急に電話があった。「実は今、病院に居る」との事であり、何でかと聞くと「実は白血病で入院している」との事であった。その入院している間に、トイレに行った時に意識不明で倒れた事があった。その時、偶然にも新しい彼女が見舞いに来たところで、なんで戻るのが遅いのだろうかとトイレに見に行って、それで発見されて助かったとの事である。その時、彼の呼吸は何分間か止まっていたとの事であり、もしも発見されていなければ彼は間違いなく死んでいたのであった。
 数ヶ月入院したが白血病でも一番軽い部類であったとの事であり、退院してからは職場でも皆は良くしてくれて助かったと言っていたし、気功をして体力もだいぶ回復した状態になった。運気が低下していた時期に替身術を行ったことで、大難を小難にすることができたのである。

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