水鏡霊影の修法

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霊魂浄化の実際

 神仙道に伝わる霊魂安鎮霊唱の修法とは魄霊より幽魂(奇魂・幸魂・和魂)を離脱せしめる修法であり、もしそうしなければその霊は浄化出来なくて、ずっと苦しむ事になり、不浄化霊と成る物である。
 その修法とは帰幽者の手に榊の枝を持たせ、産土神・大国主神に念じ、天津神・国津神・祓戸ノ神等にお祈り申し上げ、大祓詞又は天津祝詞を奏し、此の霊魂安鎮霊唱を唱え、そして後に幽魂安鎮霊唱を唱えるのである。此の霊唱を修用するのは帰幽後五十日までである。
 幽魂安鎮秘詞は前伝の天津奇鎮言・後伝の総結辞とがあり、神仙界系統の招霊安鎮秘辞たり、幽魂安鎮秘詞の奏唱は単に慰霊安鎮に止まらず、幽魂の罪過を消滅しその霊格を向上せしむるとあり。

 実際にこの修法をした人の体験談を以下に紹介する。

一、
 或るお弟子さんのお父さんが亡くなった。その人は信仰心がなく、又守銭奴であったとの事であった。そこでその人は霊魂安鎮霊唱の修法を型とおりに行なった。本人は果たして自分が行なったその効果を知りたくて水鏡霊影の法で見てくれと言ってきた。これはお碗の中に水を入れ、そして自分の知りたい事が水の中に現われ、過去現在未来が映像としてどんな事でも見られる法術である。
 そこで水鏡霊影の法を水碗にて行なって見ると、果たしてや浄化していなかったのであった。これは現実問題としてそうであった。そこで水碗に向かって浄化の修法を少し苦労したが行なうと、そこの景色は花畑となり、その人は笑顔に満ちた顔となった。後日、夢の中で先に亡くなったお母さんが現われ、その当の本人は家の中で整理をしていた。お母さんはお父さんに早く行こうと言って二人とも出て行ったとの事であった。

二、
 また別の一例として、その人のお父さんが亡くなり、やはり手に榊を持たせて霊魂安鎮の修法を自分でした。そこで気になるのでちゃんと出来ているかどうか見てくれと言われたので、水鏡霊影の術を行ない水碗を見るとダメであった。そこで又浄化の法を行なうとその景色は花畑となり、すがすがしい顔になっていた。
 彼は一人息子だが、ご両親が結婚する前、実はお父さんは別の女性と結婚していて子供が三人いたという事が、お父さんが死んでから初めてわかったとの事であり、お母さんも知らなかった事であった。彼のお母さんはお父さんが結婚していた事は知っていたらしいのだが、子供がいたというのは聞いてはいなかった。お父さんは家族には全然言わなかったのだ。世の中に未練があると、なかなか修法をしてもその効果はない物であった。
 遣士の人で水位先生の尊い伝であるからどんな人にでもきき、浄化可能だと思っている人は、これは実に大きなる誤解であり、悲劇を生む事になる。本人は修法を行なって自己満足していても当の霊の本人はあいかわらず未浄化のままでいるのであり、信仰心のない又現世になんらかの執着のある人にはなかなか難しい物である。

三、
 又或るお弟子さんの家は教会をやっており、時々この霊魂安鎖霊唱の修法をやる事があると言い、行なった後はおおむねその亡くなった人が親族の夢枕に立ち、お礼を申し上げてくれとその人らに申し上げていたとの事であった。

四、
 或るお弟子さんの伯父さんが亡くなった。此の伯父さんは坊さんであったが、さて成仏しているか見て下さいと聞くので、また水鏡霊影の法を使った。水を入れて見た所が、狭い部屋の中で必死にあたりをドンドンと叩いていて、そこを出れなくなっていた。その見た通りに話すとその坊さんは風呂場で長く発見されずに死んでいたとの事である。そこで此の亡者の為に浄化の修法をした所、その人の居場所が花の野原にと変わった。
 後日彼より電話があり、その人の奥さんよりお父さんに電話があり、幽霊は本当にいる物ですねと言ったそうな。それは夢で見たのかと聞くと実際に見たとの事であり、私が修法をした翌日に見たとの事であった。この話は数人の人がすでに知っている事である。

五、
 或る人はもともと旧家の出身であり、その家系的には代々女の人に問題のある人が出てきて、男には何ともないとは言っていた。何代か前にあるお姑さんがいて、嫁に嫁いできた人につらくあたり不幸な死に方をして、それから代々に渡り要するに呪われてしまったとの事であった。
 私の前世を見て下さいと申されたので、そこで水鏡霊影で見るともともと彼は武士であり、そのせいか特に武術は昔から好きで東京に来てからはキックの鍛練をしていたそうな。
 彼はまた霊感があり、いろんな物を見ていた。部屋に帰ると壁より何本もの良くテレビである人をビックリさせる人の腕が出ているのを常時見ていて、いつもの事で見なれてしまっていた。そこで彼のご要望の六壬仙師の御神像を入魂し、そして彼はそれよりま心をこめてお祭りした所、そういった霊現象はすべてなくなったとの事であった。

 話を元に戻すと、彼は前世では武士であり、ある女性を袈裟斬りに切って殺した映像が見えた。見えた通りに話すと、彼は心配になって因縁を解いて欲しいと言うので、水碗を使って因縁を解く法をした。
 これより数年が経ち、彼には婚約者がいたが、それを破談にしたところ、その相手の姉が乗り込んできた。その手には包丁を持っており、彼に同じように切り付けて来た。すでに悪因縁を解いていたし、その時偶然にも彼は厚い服を来ていたので、大事にはいたらなく、全然無傷であった。その時警官数人が来て彼女を刺又で押さえ込み現行犯逮捕となった。
 彼はまた時々出神をしていた。とある日に私も出神をしていて、はるか下を見ると彼が出神をしていて空を飛んでいた。その時、彼ともう一人の人物がいて二人並んで飛んでいたので、もう一人の霊を五雷掌でぶち当てようと思った。しかし、そうすると彼は下にまっさかさまに落ちてしまい非常に怖い思いをするので思い止まった。

 大体、霊感があるとか物が見えるとか出神が出来るとかはすべてその人に或る種の霊がついていてその霊の力で見ているのであって、実際のその人の力ではない。そこであなたは何日に出神したであろうと申すと、彼は非常に驚いた。その当時、彼には一人の友人がいてその人にだけは出神の事を話していたので、その友人が私に言ったのではないかと彼は思ったのだが、その友人は「いや何も話していない」と否定したそうだ。

水鏡霊影の法術

 西洋では水晶球を使って見る方法があるが、いかんせん水晶玉自体が小さくてはっきりくっきりとは見えない。その点この水鏡霊影法はお碗の中に水を入れて見る方法なので、画面自体が大きくて、又普通に見るだけではなくてその事自体を変える事が出来るのである。
 事業、仕事、財運や運勢の状況、将来はどうなるのか、障害はあるのだろうか、自分の前世がどういう事であったのか、霊陣にあっているのか、その体にとり憑いている霊の正体はなんなのか、家や会社、工場でもしも霊現象があれば、それが見られてまたそれを解く事が出来るし、家のご先祖の状態が知られ、愉快に或いは苦しんでいるのか、すでに輪廻転生つまりもう生まれ変わっているのか、ご先祖のおられるお墓の状態がいいのか悪いのか、別の場所に移すべきかどうか等、感情・婚縁・婚姻は問題なく行くのか、それとも障害を受けているのか、過去・現在行なった事情のよし悪し、世界各地の友人、知り合いがどうしているのかその状況が見られ、家の風水の状況がわかり、またそれはどこに問題があるのか、彼氏・彼女との将来は?結婚した後の生活は?すべて万事わかる物である。