使魂手記(5)

年月日

 十一月二十一日、神集岳に出神して入った。今までは水位先生のご邸宅を一部お借りしていたが、今回は水位先生の邸宅の近くに神さまより私の邸宅をご用意していただき、それに仙官二百人をつけていただいた。十一月二十三日、神集岳の私の邸宅に行って見るに、二百人は十分入る広さで豪華であった。

 これより約一週間前位か、海仙界に入って小童君にご挨拶に行った所、孫を連れてきなさいとのお言葉をいただいたので連れて行くと、もう一人も連れてきなさいと言われたので、おおせの通りにすると小童君より二人に仙丹を賜り二人は呑んだ。二人はすぐに力がわき出ているのが感じられた。二人の手を引いて脱魂飛行して私は分身して二人となり、各孫達を家まで送り届けた。