使魂手記(12)
年月日
北天神界
十一月より今まで約数回、北天神界に行った。北をめざして飛行する事百光年・二百光年・三百光年。四百光年多にし北天神界に着いた。自分の身分を申して界に入りあちこち見物をした。
神界の大都であり、多くの神仙達が居られた。二回目より三回目と行ったがただあれこれ見物するだけであった。四回目だったか飛行する時に雰囲気がかわり飛行せずにすぐに一瞬で北天神界に着いた。これには少しビックリした。前に蘭満殿真形図を使い一瞬で蘭満殿に着いた事があり、この関係上そうなったのであろう。
今まで北天神界には何回かきたが、しかしこの界では別に観光案内地図や案内所などは全然なく、大きすぎてさっぱり場所はつかめなかった。そこでここの仙官をお呼びし、大体の場所の説明をお願いして、ようやくわかった次第であった。
これらの神界では上を飛行する事は禁止であり、上空より見る事は出来なかった。この界を離れ出る神仙達も多く、神集岳や別の宇宙の界に飛行して行かれるのも多く目撃した。宇宙は広く大きいので彼等は普通に分形・分身を使っている。
巨大UFO
十二月中旬、家を出て空を見ると巨大UFOを見た。そこで出神して見ると中には宇宙人はいなく又その中には何もなかった。良く宇宙船と交信してUFOを呼ぶと言う人がいるが、要するに人の精神に応じてその幻を見せられているのである。