求真字法体験記1(会員H)

 求真字法には十一法ありますが、私は今の所、陶朱公神数での求真字法を行っております。陶朱公神数の場合、求真字法修法に時間の制限が無いので、吉日に霊符を書符しておきまして、紫微斗数での財運の良い時に求字修法を行っております。
 今回は、ナンバーズ4を少しの所で逃してしまった失敗談を記します。第166回・六月二十五日の抽選のナンバーズ4の当選番号は「0007」でしたが、私が求真字法で得ました数字は、「0002」でした。

 陶朱公神数では竹筒の中に硬貨に天干を書いた硬貨を入れまして、揺り動かしながら、ゆっくりと竹筒を倒して一枚づつ振り出します。二十二日の日に二十五日のナンバーズ4の求字法を行い、一番目から四番目までの四つの番号を求めました所、一番目の番号には0を示す天干が出ました。この時私は最初の番号が0から始まるというのは、ナンバーズでは、あまり無いのではと思いましたが、二番目を振り出しました。そうしましたらまた、先程と同じ天干が出てしまったので半分あきらめましたが、三番目を振り出した所、またまた、同じ天干が出てしまったのです。

 この時私はこの様な番号は来るはずが無いと、自分で勝手に決めつけてしまいまして、四番目の求字を振り出すのを止めようと思いました。しかし番号を四個お願いしましたので、勝手に止めてしまっては失礼ではないかと思い、四番目の番号を振り出しましたが、この時私はただ儀礼的に一回だけ振り出そうと思いまして、かなりいいかげんな気持ちで振り出してしまったのです。その結果、四番目の番号が違ってしまい当選を逃してしまいました。

 次は七月十六日の当選番号「0744」の時の事です。この時の求字法では、前回の失敗をしない様に最後まで集中して行いました。一番目に0を示す天干が出ました。この時は硬貨がスーッと良い感じで出てきました。二番目に7を示す天干が出て、三番目の時は、4を示す天干が筒の出口の所に出て来ましたが、この硬貨が出口の所で滑りが悪く引っ掛かった状態になりまして、すんなりと出ないので更に筒を倒しました所、底の方から勢い良く、6を示す天干が出て釆ましたので「076」と判断しまして四番目を振り出した所4を示す天干と2を示す天干が二枚同時に出て来ましたので、「0764」と「0762」を五口づつ買いました。

 買ったあと、しばらくしてから三番目の時の4を示す天干が気に掛かりだしました。と言いますのは、先生から教えていただいた事ですが、神様は少し考えさせる様なひねくった形で教えてくれる場合があり、ストレートに答えてくれない事があるというお話しをお聞きしていたからであります。それで私は4を示す天干の硬貨が竹筒の出口の所に最初に見えましたので、本来その天干が振り出される筈であったのでは? と思い「0744」と「0742」を買いに行きましたが、時は既に遅く、売り場が三時で閉まっていたのです。他に五時までの売り場もありますが、そこに行くにはバスに乗らなくては行けなくて、交通費に四百円かかりますので、四百円あればナンバーズを二口買えていたと思いまして、そう思うと何だか交通費をかけて買いに行く気がしなくなりまして買いに行くのを止めました。

 この時は神様のヒントに気づくのが遅かったのと、交通費の四百円をケチッたためと、遠方に買いに行く労を惜しんだためにせっかくの大金を逃してしまいました。翌日の発表を見ました時、しばらく立ち直れませんでしたが、今回は、番号が合っていたので前回よりもなお手応えをハッキリと感じました。

 次回からの陶朱公神数での求字法では、勘を鋭くしまして、ヒントを逃さない様にしたいと思っております。例えば、4を示す天干と6を示す天干が二枚同時に出た場合、その間の5を感じ5にしてみるとか、また足し算してみて0にしてみるとか、引いてみて2も買ってみるとかしようと思います。

 特にナンバーズ4は、当籤しますと一口あたり九十万円前後の高額配当になりますので、先天的な財運との兼ね合いもありますので、ストレートに教えてくれるより、ヒントで教えてくれる事があると思いますので、硬貨の出方などにも着目して、例えば一度に二枚出た時、硬貨同士が重なっているとか、逆に離れているとか、この様な所にも何らかのヒントが隠れているのではないかと思います。
 今回は、この様な失敗談でしたが、出来る限り早く成功させて、ナンバーズ4での高額配当金を手中に収めたいと思っております。