入門体験談(会員D)

 私が神仙道に入門して、早いもので二年が経過します。その間に色々な事を学びました。今回は、気功について書きたいと思います。

 私が神仙道に入門したキッカケは、八幡書店の本や山雅房の本で宮地水位派神仙道を知り、それで竹川先生を知った由で、本に書いてある通りに符呪の法をしても、全然効果が無いのでどうしたものかと思い竹川先生に連絡して、色々と教えてもらったわけで、先生が言われるには法術をするには、ある程度いわゆる霊力が無いと全く効果が無いとの事です。そこで力をつける行法として、武当派武術気功を習ったわけです。

 この武当派武術気功は武術や法術をするには基礎となるものだそうです。型は十六法、一日で憶えられなかったので、四ケ月間かけて憶えました。しかし最初の型、陰陽二斬功を朝二十回・夜二十回するだけで腹部に熱気を感じる様になりました。

 しかし寒い季節になると、ほとんど熱気が感じられなくなったので理由を聞くと、「二十回では少ない。二十回というのは最低二十回しろ」と言う事だったそうで、五十回まで回数を増やす様にしました。熱気が感じられる様になったのは言うまでもありません。

 ここで同門の皆さんに忠告して置きます。気功をして体が熱いからといって、冷房にあたっていると、いとも簡単に風邪をひきます。真夏でも風邪をひくのです。よく気功をしていて肺を痛める人の話を聞きますが、まさに是です。対処する方法は『熱くとも、冷気に体をさらさない事』しかないとの事です。

 気功に関しては後日にこの続きを書くとして、最後に一つ書きます。私と同じ様に学研の「ムー」やその他・雑誌で宮地神仙道を知った人も少なく無いと思います。本や雑誌では相当センセーショナルに書いてありますが、実は内容をほとんど知らない人が書いている事なので、本気で信用しない方が良いです。こういう事はちゃんとした師匠に付いて焦らず、マメに努力して実力を養っていった方が良い様に思います。
 続きは後日にして今回はこれまでにします。

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