〔コラム〕道と術について

 「道術」という言葉があるが、この「道」とは自分自身で修練していくことで、宮地神仙道の修練や中国の気功・丹道派の修練が専らこれである。自分自身の気を練って出神より玄胎(陽神)結成にと入って行くもので、これには非常なる修練と時間がかかるものである。
 「術」とは法術のことであり、これに関しては中国神仙道の方が断然優れている。実に様々なる法術が存在し、道を修めるのに必要となる手助けとなり得るものである。 この両者を修めてこそ真の神仙道が成就出来得るのである。