道家丹派・人元金丹採補法

年月日

 これは第五法まであり、
 第一式、蓮花開竅。これは静座であり、毎回練習する事十分間。
 第二式、引気帰元。これは馬歩で行なうが、膝・股・肩部の三点を一条の直線とする馬歩で行なう。このようにゆるめ、しめるを繰り返し練る事二十分。
 第三式、培元育丹。上式で行なう。練る事十分間。
 第四式、貫気回環。足を肩幅より広くあけ、膝を曲げて高馬歩となり、この功を行なう。練る事五分間。
 第五式、調息帰元。練る事五分間。

 もしも全部を練る事が出来なければ、毎日、第二式と第五式を行なえば、又腎を強め精を生じ、精を練って気に化し、全身の力が増大し、強身去病の効果を必ず収められる。
 陽気が充足した時に常々ペニスが勃起する現象があり、練功者の性欲が増強するのであり、これは正常なる現象である。
 そしてこれを全部外に出してしまえば、その修練した功はなくなる物であり、修練者は特に此の点に注意しなければならない。

 本功は禁欲を必要とはしないが、しかし欲望にまかせて精を出し続けてはダメであり、多く交わるも漏らす事が少ないのを良しとし、毎回のセックスに精を漏らさないようにすれば、精気は充足し、精が多くなれば気が足り、精が多ければ血が旺じ、気が通じて百脈は壮となり、血が旺じれば五臓も強くなり、自然と健康に長寿となる。
 これらの方法を行なえば、練功と同時に体内の元気は増強し、腎精が強くなり、自身の性器も巨大なる変化が生じ、性能力は強くなり、任意に射精の時間を調節出来、随意に勃起出来るようになる。
 これを行なうと丹田に気が集まり易くなり、すぐに丹田に熱気が出てくる。
 しかしもとからの気がない人がやっても、この熱気は発生しませんし、又性欲もなくなる物であり、要するに性欲が昇華される物であります。
 しかしそうかと言っていつもAV等を見ていて興奮している人はダメであります。

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